プロジェクトマネージャ試験の合格を振り返ってみる。
とにかく、今回の試験対策の要は論文だったが、「合格論文集(後掲)を読んでイメージをつかんだ」、「公開模試でとりあえず書ききれるという自信をつけた」というのが勝因だったと思う。
システム監査技術者合格の上司からのアドバイス、「論文は問題文に忠実に書け」を意識したのも良かった。
論文は、自分自身では物足りないものを感じたが、やはり2時間という時間で書き上げる訳なので、「文字数等の条件を満たしている」、「設問に忠実に答えている」、「プロジェクトマネージャの視点で書かれている」が出来ていれば、十分合格できるように感じた。
あと、論文の内容は自分が体験したわけでない架空の話であってもまったく問題ないと確信している。試験では、受験者の過去の行動を採点しているわけでなく、プロジェクトマネージャとしてふさわしい発想・思考が出来るか否かが問われているからだ。
使用した教材
のうち、
- プロジェクトマネージャ合格論文集
- アイテック 公開模試
- 情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2006年度版
の順に役に立った。
上で述べたように合格論文集は、論文の書き方の感覚を身につけるために非常に役立った。時間に余裕があれば、論文を原稿用紙に書き取るのをもっとやっておきたかった。
論文については、「ネタは用意しておいても良いがネタ論文まではいらない」、「本番どおりの時間配分で書く練習はなるべくした方がよい」ということが言えると思う。俺はほとんどできなかったが…。
後は、本番での集中力が発揮できるようにしたい。実は、今回、午後2開始直後、5分間は問題文を前に途方に暮れていた。結局、腹をくくって書き始めたのだが、あの5分はまったく無駄だった。試験開始した以上、すぐに全力投球できるような心構えは必要だと思う。
最後になったが、教科書としては、
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2006年度版が優れていたと思う。確実に合格したければ、この教科書でみっちり勉強した上で論文対策に入るのがいいと思った。
P.S. 今回、試験合格以前の目標として「費用を3万円以内に抑える」という目標があった。達成できて良かった。
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